私事ですが、あと数か月後に長男が20歳になります。そこで、20年前というと・・・。インターネットが普及し始めて、パソコンの一般家庭の保有率が加速度的に上昇していた頃でしょうか。インターネットで何をしたらいい
かわからず、ただただネットサーフィンという方が多かった時代だったと思います。それが、今では小さい子供までもがネットで色々なものを検索する時代になりましたね。知りたいことがあれば、まずネットで検索。
そんな時代だからでしょうか、小学校に入る前から時刻表を愛読書としていた長男が数年前に嘆いていました。「今、鉄道研究部員でも時刻表の見方知らないんだよ」と。そういえば、昔は本屋に山積みしてあった時刻表、あまり見なくなりましたね。
時刻表に限らず、仕組みが分からなくても、答えが即座に出るものが随分増え、それに対して疑問を感じなくなってるように思います。辞書もほとんど使うことはなくなりました。
便利になった反面、全体を見る・感じる機会が減ってしまったものが結構あるのでは、と感じます。(大鳥居)