業務効率や集中力を上げたり、また有能な人材の獲得のために、おもしろい、ユニークな制度を導入している企業が続々と増えています。
「カジュアルフライデー」や「クールビズ」など最近定着しつつある制度もありますが、こんな変わった制度を導入している企業もあります。
東京都港区にある株式会社Hime&Companyは、女性の「クチコミ」を使ったマーケティングの会社ですが、ここでは女性スタッフが中心のため「失恋休暇」なるものを設けています。産休や育児休暇はよくありますが、女性ならではの視点で面白い発想です。
鎌倉にある株式会社カヤックは、給与の一部をサイコロで決める「サイコロ給」というビックリするような制度があります。普通では考えられない制度ですが、この会社は「つくる人を増やす」という考えでおもしろいアイデアを多く採り入れています。しばしばマスコミで取り上げられていますが、下着メーカーのトリンプでは、12時30分~14時30分までの間「がんばるタイム」と称して、コピー・電話・立ち歩き禁止、部下への指示や上司への確認も禁止など、自分の仕事だけに集中するための貴重な時間で「天使のブラ」もこの時間に生まれたそうです。スケジュール通りに動ける、自分の仕事に集中できると、社内でも好評だということです。
これらはほんの一部でこの他にも様々なユニーク制度を導入している企業が数多くあります。話題先行で成果の無い制度は良くないと思いますが、それによって社員のモチベーションや業務効率が上がり、業績が向上するのであれば導入すべきではないでしょうか。皆様の会社では、ユニーク制度はありますか?社長やトップの人が決めるのもいいですが、社員やスタッフに考えてもらい導入するのはいかがでしょうか?自分達が決めた制度に責任を持ちますし、何より「考える」「創り出す」という発想・行動が大切だと思います。
当社もお客様に「おもしろい!」「なるほど」と思っていただけるような発想を大切にしていきたいと思います。