創業当時
当社は本年12月6日に創業15周年を迎えます。自宅の一部屋でパソコン1台から始めて15年の月日が経過しました。現在の期首が5月の為、ちょうど今月からの1年が15周年の年になります。今、改めて創業時はどんな思いで事業を始めたのだろうと振り返ってみると、前勤務先倒産による保証人としての借金スタート、仕事とJC(青年会議所)活動との両立で何も考える余裕もなく、ひたすら目の前の仕事や出来事をこなすのが精一杯の状況でした。
初心を忘れてはいけない
そんな創業初年度を乗り切り、コンパス社としての意義を改めて考えたのが2年目でした。社名の由来は当ニュースにも以前記述しましたが、父の形見のコンパス(方位磁石)、広告宣伝、 販売促進分野で常に正しい方向を示し、お客様の役に立ちたいという「想い」で仕事をしてきました。それ以降スタッフにも恵まれ、順調に業績を伸ばしてきましたが、月日が経過することで様々な環境(売上、お客様の状況、従業員、景気等々)の変化により、いつしか初心である「想い」を忘れていたような気がします。それを改めて思い出せたのが先日出席した勉強会です。企業は創業時の社長としての「想い」を社員が共有し、継続することが大切で、厳しい時こそ目先の事にとらわれず、初心にたちかえること、そして、あらゆる判断基準を原点に戻すことが重要であることを知りました。
「ビジネスハート」に磨きをかける
多くの中小企業は売上の減少により、それどころではない環境にあります。また当社も他人ごとではなく前年度決算では震災の影響で大幅な売上減少の1年となりました。しかし、当社を応援していただけるお客様に支えていただき、お陰さまで今もなお継続して事業を行うことができています。この記念すべき15周年という年は、初心に帰り「お客様の役に立つコンパス」として「本気の会社を本気で応援します」に徹し、価格やシステムだけではな く、競合他社では真似ができない社員全員の「ビジネスハート」に磨きをかける1年にしたいと思っております。そして、15周年の記念日(12/6)には何か皆様に発信したいと思っております。
代表取締役 藤岡秀和