元気な人物クローズアップ(9)三上 雅幸 様

厚木赤い風船ボウリングクラブ
支配人 三上 雅幸 様
昭和52年7月(35歳)青森県出身

■若い時の経験
千葉県で生まれ、3歳から18歳まで青森で育つ。小学校からバスケットをはじめ、漫画ブームもあり中学の時は1学年で150名にもなる中レギュ ラーとしてバスケに没頭。ところが高校では遊びを覚えてしまい、その頃からボウリングにはまりだす。大学進学で上京し、学園祭の企画運営をする サークルに入り、予算管理をする担当となった。大学の学園祭とはいえ予算2000万円を管理し、そこで業者との交渉や企画の立案などをやりがいの ある仕事を経験。裏方としてつくり上げたイベントが成功する満足感を経験できたことが今に活きているそうだ。

■夢を追い続ける
卒業後は百貨店に就職し、子ども服売り場で接客の基礎を学んだ。
その後ご縁があり、トイザらスに転職。マネージャーとして店舗運営のマネージメントをみっちりたたき込まれる。30歳位から昔はまったボウリングを再開し、ボウリングに対しての情熱が再燃。当時から憧れ の矢野プロに教えを請いたいと思っている時に、たまたま矢野プロがプロショップを経営する新杉田ボウルの近くにある八景島シーパラダイスからお声 がかかり再び転職。趣味以上仕事未満のスタンスで八景島で仕事をしながらボウリングと矢野プロがよく飲みに行っているROCKWELLSという BARへ通う生活に。そしてROCKWELLSのオーナーが厚木赤い風船ボウリングクラブの経営を行うという流れから約1年前より当施設の支配人 となる。初めて経験する「経営」に資金繰りなど苦労の
連続であったが、大学時代、そして社会人となってから経験したマネージメント、接客などが今 に活き、7月に迎える1年で既に黒字も見えてきた。3年後には業界最大手のROUND1を抜く!という大きな目標を掲げながら、若いスタッフを毎 日鼓舞している。そのためにはやはりCSが大事だと考え、現在は人材育成に力を入れている。いわゆるゆとり世代で育った若いスタッフが多いので外 部委託もしながら粘り強く、確実に行っていきたい、と三上さんは語る。個人の目標としては3年後にプロボウラーを目指し、プロだからできること、 プロだから見えることを肌で感じ、ボウリング業界の活性化に貢献したいと考えている。三上さんの夢は今後もまだまだ続く…。

【店舗情報】神奈川県厚木市中町3-13-4 3・4F TEL:046-222-4060
【営業時間】 日~木・祝日→10:00~24:00/金・土・祝前日→10:00~29:00
HP:http://www.rockwells.co.jp/akafuu/index.html

高三上さんは物腰が柔らかく、気さくな方ですが、仕事の話となると真剣な眼差しに変わり、ONとOFFの切替が上手な方だという印象です。新しい 企画もどんどん打ちながら、目標達成に向けて着実に進んでいる姿に同世代として大変刺激を受けました。(吉竹)