世間一般では
100年に一度の不景気・・・と言われていますが、本当にそうでしょうか?決して景気が良い訳ではありませんが、現在の社会情勢の中でも着実に業績を伸ばしている企業はたくさんあります。マスコミの過大表現にも疑問を感じますが、不景気でピンチだと言っている企業の多くは、現状を想定した対策が施されていなかった結果として、不景気の波に流されているような気がします。
それでもまだ
そんな状況でもいまだに行動しない会社が数多くあります。例え話でよく言われますが、あまりにも具合が悪くなってようやく病院に行くと必ずと言っていいほどドクターの口から出てくるのが、「どうしてもっと前に来なかったのですか?」。会社も人間の身体同様に生き物ですから、末期では治しようがありません。しかし人間の悪い癖のひとつとして、その状況が自らの身にふりかかって初めて気づきます。
今できることをすぐに
会社も末期になってからでは手の施しようがありません。ところが現状厳しい会社に限って、とかく何もしないことで余計な費用を使わないことが美徳と考え、「本当なら~すべきなんだろうけど・・・」と言いながら、じっとしているところが多く、何の解決もされないまま景気が良くなるのを待っています。しかし、仮に景気が良くなっても経営状態が回復するまでには時間がかかり、いつ回復するかわからない景気を待つほど悠長なことを言ってられないのが現実です。そうであればなおさら、末期の前に手をうたなくてはなりません。答えは簡単で、先述した「本当なら~すべきなんだろうけど・・・」を実践すればよいのです。お金をかけられないのであれば頭を使う!
社長を含め経営者の報酬を減らしても、新たな人材を確保して、本来しなくてはならないことに着手する。この攻撃的な姿勢が最大の防御につながるのではないでしょうか!