●お客様からのご相談で
創業以来23年間にいくつもの「企業のお見合い」のお世話をしてきました。当社は仕事柄、お客様が現在取り組まれている事業や今後の方向性等をお聞きする場面が多く、その中でお客様のお困りごとや必要な情報、または今後アライアンスを組みたい企業(業種)などを相談されます。当社の本業は広告物(ホームページや印刷物)の制作ですので、当社でお引き受けできない業務に関しては、できる限り相談者のニーズに適した企業(当社のお客様)をご紹介しております。
●勝手に仲人役も
また相談をされない場合でも、私自身がこの会社(人)とこの会社(人)をめぐり合わせることによって、お互いのビジネスがより良くなるのではないか?という直感から会食の場を設けたり、私自身が同行して互いの会社を訪問したりする場面も多々あります。もちろん全てのお見合いが成立することはありませんが、最近お見合いが成功するケースとそうではないケースの特徴が見えてきました。
●成功例と失敗例
成功する場合、まず双方の熱(情熱)が高い(多い)こと、また発信者も受信者もアンテナが高いこと、さらに今後を見据えて明確な努力をしている会社(人)同士であること。私の今までの経験からするとこの3つを兼ね備えている場合は、ほとんど企業のお見合いが成立しているように思います。一方うまくいかないケースの典型的なパターンとしては、そのお見合い(出会い)が共にチャンスだと気づかない、また現状の仕事である程度満足をしていて新たな領域や環境にチャレンジしない、さらにはその出会いから生まれる展開が想像できない。これらどれかひとつでも該当する場合は成立しない場合がほとんどです。今年に入り当社もグループ企業からお客様を紹介していただいたり、新たな商品開発(サービス提供)のために人からの紹介等で何社かの業者と面談をしたりしましたが、成功事例にある通りお互いの意識が一致して見事お見合い成立となりました。最後にもうひとつ!成功の最大のポイントは「スピード」で、スピードは最高の差別化です。