効果のあるホームページ

●ホームページはネット上の支店
 以前のコンパスニュースにも記載させていただきましたが、当社ではお客様に「ホームページはネット上の支店」であるため、集客や販促効果を求めるのであれば、物理的支店同様に支店長(ホームページ管理者)を配置して、日々動かしていく(更新等)ことが大事であるとお伝えしております。つくることがゴールではなく、むしろつくってからがスタートと言っても過言ではありません。そのためには運用が重要になり、更新や修正と言ったホームページに動きを持たせることはもちろんのこと、システムのメンテナンスやバックアップ、セキュリティ対策などしっかりとネット上の支店を管理して、24時間眠らない営業マン(ホームページ)として育てていく必要があります。

●お客様のご要望
 当社に最近お問い合わせいただくお客様はリニューアルを検討されている方が多く、お客様の第一声は「とにかくデザインをかっこよく・・・」というご依頼内容で、更新を含めた運用面のご要望をお聞きすると、ほとんど考えられていないというのが現状です。そのため当社では最初にお話しをさせていただく際に必ず「ホームページはネット上の支店」の重要性をお話します。もちろんデザインはとても大事な要素ではありますが、ほかにも重要なポイントがいくつも存在し、集客や販促を目的にする場合はそのポイントが欠けていては効果は薄いものとなります。しかし多くのお客様はその重要なポイントをご存知ないため、どうしてもわかりやすい「デザイン」に関わる話題が先行してしまいます。さらに近年スマホユーザーの増加により、ホームページをスマホで閲覧するユーザーも同時に増えてきており、業種にもよりますがエンドユーザーをお客様とする業界でのスマホ閲覧率は70~90%程度まで上昇しているのが現状です。

●モバイルファーストデザイン
 そうなるとPC上で見るデザインよりもむしろスマホでの見え方を重視したデザインにする必要があり、スマホ用デザインを主として考え、それに合わせてPC用デザインを制作すること(モバイルファースト)に意識を向けなくてなりません。いくらPC上でのデザインが良くてもスマホで見た時には縦に長く並んでしまい、お客様にとって必要な情報を見つけづらいホームページになってしまう可能性があるからです。アクセス解析などでお客様のデバイスの割合をチェックし、ターゲットに適したデザインや運用を考えていくことこそ、ホームページで効果を上げていく入口であると考えます。ぜひ皆様の会社のホームページもそういった切り口で一度ご覧になってください。