ストーリーを考える

意見交換する様子

最近売上げを伸ばすための手法で「ストーリー手法」というものがあります。例えばテレビなどでスポーツ選手の裏側に密着している番組がよくありますが、その選手の努力や苦労、周りの人が懸命にバックアップしているシーンを見ると、その選手に親近感がわき、次から応援したくなると思います。商品やサービスを売るのもそれと同じで、ありきたりのキャッチコピーではなく、その商品を開発した思いや苦労、購入者にこうなってほしいという熱意が感じられる独自の「ストーリー」を作って発信することで、売上げを伸ばしているケースが多くあります。最近、食肉や野菜の生産者を紹介する手法が流行っていますが、これもストーリーの手法の一つです。またCDショップでスタッフが手書きでお薦めポイントを書いていたりしますが、それもこの手法です。ストー リーを作るには、自社・商品・サービスの強みを整理して、なぜこれを買ってもらいたいのかというその熱意をまとめます。社長や店長だけではなくスタッフがいる場合には是非ディスカッションをして作り上げてみてください。お客様に一番近い人がその思いを一番理解していることが、お客様にも必ず伝わるはずです。

経営の目

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