立ち位置

最近よく

この「立ち位置」という言葉を耳にします。特にビジネス面においては重要なキーワードで、今までそれほど気にしなかったことが、創業12年(法人化10年)が経過した今、その言葉の重みや重要性を認識することができました。そこで、この立ち位置ということを意識して自社を省みると様々なことが見えてくるようになると同時に、お客様の立ち位置もよくわかるようになり、仕事をする上でポイントをしぼりやすくなってきました。

立ち位置には

両側面があります。ひとつは自分(自社)が立っていると思っている位置と、もうひとつは相手(お客様)が見ている位置です。この位置に差があればあるほどクレーム(顧客不満足)につながります。さらに深く掘り下げると、この「立ち位置」は自然と社員が自らの会社の現状を把握するポイントとなっており、また今後の方向性や将来の展望等々、関わる方々にとって様々なことを感じ取ることができる重要なファクターになっていることがわかります。

当社の立ち位置

目指す先のゴール

2010年5月、株式会社コンパスは創業13年目を迎えました。小さな会社ではありますが、社員一同一生懸命お客様の役にたちたいという気持ちで仕事をしております。社長の私をはじめ日々勉強することが多く、お客様に育てて頂いたおかげで現在があると認識しております。グループ会社(株式会社マーフィードアクアサービス神奈川)も創業より1年が経過しました。いよいよ心身ともに商店から卒業し、本当の意味で企業としてのスタートラインに立たなければなりません。4月30日に次期の事業計画を社員と共に確認しあいました。その中で今期の大きな目標のひとつに全員一丸となってチャレンジしなくてはならないことがあります。これは、誰かが遂行すれば成功することではなく、全員がそれぞれの目標をクリアしなければ達成できません。決して浪花節的に売上達成!ではなく、3年後、5年後を見据えた上で全員で考えた目標です。今期の当社の社内的立ち位置はそこにゴールがあります。それをお客様と共有できた時にはじめて両足が地についたしっかりとした企業に成長すると確信しております。

代表取締役 藤岡秀和