本を読もうと思った時、資格を取ろうと思った時など、効果をあげる為には「目的」をはっきりさせることが必要だと思います。
「この本から○○を学ぶ」と か「この資格を取って○○に活かす」という本来の目的です。この部分がはっきりしていないと「本を読むこと」、「資格を取ること」自体が目的にすり替わってしまいます。それでは、当初の目的を達成するのに十分な効果が得られません。広告も同じだと思います。その広告の「目的(これで何をしたいのか)」がはっきりしていないと内容もブレてしまいますし、結局何を伝えたいのかも曖昧になってしまいます。それどころか、広告を作ること自体が目的になってしまった場合、使用する場面が決まっていなかったり、その後の効果(どの程度レスポンスがあったか、何が効果的だったのか、商品・サービスや価格は適正なのか等)を特に検証せずそのままにしてしまうことが多く、無駄な投資をしただけになってしまいます。広告宣伝には少なからずコスト(時間やお金)をかけるものです。十分な効果が得られるように、まずは必要だと思うきっかけとなった「本来の目的」をはっきりさせ、それに向かって効率よく進むことが大切なのではないでしょうか。