コロナ禍によるお客様の動向
昨年の2月頃から始まったコロナ禍、当社も2020年は大変な影響を受け、売上、利益ともに大幅な減少になりました。しかしこの1年間の中でお客様の動きを見ますと、影響が無い業種(会社)は別として、何らかの影響がある会社の中で大きく分けて3つに分類されます。1つ目は「できるだけ動かず、終息までひたすら耐える」、2つ目は「助成金等を積極的に活用しマイナス部分を少しでも補てんする」、3つ目は「ピンチこそチャンスと捉え次のステップへの準備期間とする」です。
成長する企業の動き
大きく分けてこの3つのうち多くの方々は2つ目の行動をとっており、当社もまさしく2つ目のパターンでした。しかし、成長し続けている企業や現状ではなく先のことを考え動いている企業はまさしく3つ目の「ピンチをチャンスに・・・」を実践しており、時間があるからこそお客様のニーズを深く考え、また社会の動向や市場をリサーチし、新たな一歩を踏みだす為の準備をされていることを目の当たりにいたしました。一見すると、金銭的体力があるからできるのではないか?と思われがちですが、実際には大変厳しい財政状況の中、同様の想いを持つ企業同士、情報交換や相互に助け合いながらこの難局を乗り切る努力をされています。
WEBプロモーションのプロとして
当社も補助金、助成金、金融機関からの融資によりこの1年は乗り切ることはできましたが、この先を考えると決して楽な状況ではないため、新たなチャレンジをすべく今年になって準備を重ねてきました。詳細は裏面に記載いたしましたが、今後、企業や商品、サービス紹介(PR)の主流になってくるだろうと思われる映像・動画の制作(撮影・編集)を主たる業務とする会社をグループとして立ち上げました。現在も「コンパス」のひとつの事業としては映像関連業務は存在しており、過去にはいくつかプロモーション映像を制作させていただきましたが、新会社では「映像・動画の制作」に特化した業務を行います。思い返せば、私が会社を立ち上げた1997年はデザイン印刷の業務が100%で、その数年後にWEBサイトの制作を開始し、今ではデザイン印刷とWEBサイト制作が半々、今後は印刷物が年々減少する分、映像・動画のプロモーションが増えてくることが予測されます。現在コンパス社はWEB制作部門では過去の実績から各方面で高い評価をいただいておりますので、さらなる強み(映像・動画コンテンツ)を加え、WEBプロモーションのプロとして皆様のお役に立ちたいと思います。